公開日: 2026-07-06

アンバー(琥珀)のおすすめ香水12選。甘さもスパイスも楽しめる

アンバーは、樹脂やバニラ、スパイスなどを重ねてつくられるあたたかく甘い香調のことです。日本語で「琥珀」と訳されることもありますが、化石樹脂の琥珀そのものや、鯨由来の香料「アンバーグリス」とは異なります。この記事では、あたたかく深みのあるアンバー系の香水を12本紹介します。

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最初に、この記事で紹介する12本の香水を表にまとめました。気になる1本を探してみてくださいね。

アンバーのおすすめ香水12選

Nishane「Ani」

Nishaneの「Ani」は、バニラとアンバーグリスを厚く重ねた、あたたかく甘い香りです。かつて「1001の教会の街」と呼ばれた古代都市アニの遺跡をテーマにした1本で、バニラの甘さがしっかり立ちつつ、カルダモンやピンクペッパーが奥にスパイスの芯を通しています。

BDK Parfums「Velvet Tonka」

BDK Parfumsの「Velvet Tonka」は、トンカマメのクリーミーな甘さとアンバーウッドのぬくもりが重なる香りです。オレンジフラワーとアーモンドの軽さがトップに立ち、ベースに向かうにつれてバニラの甘さとやわらかなベルベットのようなパウダリーさが広がります。

Le Labo「TONKA 25」

Le Laboの「TONKA 25」は、トンカマメを主役に、都会的なドライさが混じるアンバーです。オレンジブロッサムの華やかな立ち上がりから、アーモンドとトンカマメの甘さを経て、タバコのドライなニュアンスとバニラ、アンバーがあたたかく整えます。

Laboratorio Olfattivo「ALAMBAR」

Laboratorio Olfattivoの「ALAMBAR」は、名前にアンバーを冠した1本です。ベルガモットとココアが立ち上がったあと、シナモンやバニラを経て、こっくりとした琥珀そのもののアンバーノートがベースに広がります。「嗅覚の研究所」を意味するイタリアのメゾンが、アンバーの多言語的な響き(amber, ambar, ambra...)へのオマージュとして創った香りです。

Nasomatto「DURO」

Nasomattoの「DURO」は、レザーやウッドを思わせる力強くドライな香りです。イタリア語で「硬い」を意味するこの名のとおり、アンバーの甘さをほぼ感じさせない骨太な仕上がりになっています。ノート構成はブランドの方針で公式には非公開ですが、レザーやスパイスの要素が感じられるエクストレ・ド・パルファムです。

BDK Parfums「Pas Ce Soir」

BDK Parfumsの「Pas Ce Soir」は、ブラックペッパーとジンジャーの刺激からアンバーウッドのあたたかさが広がる香りです。「また今度ね」という名前が示すとおり、誘いをかわす余裕と官能を描いた1本。モロッコジャスミンやオレンジフラワーが中盤にふくよかさを加え、パチョリのベースが深い余韻を残します。

Histoires de Parfums「1472 La Divina Commedia」

Histoires de Parfumsの「1472 La Divina Commedia」は、ダンテの「神曲」に着想を得た香りです。シナモンとイランイランがアンバーにドラマチックな奥行きを加え、ベースに沈むラムアブソリュートとベンゾインの甘さが重厚な余韻を残します。「1472」は「神曲」の初版が印刷された年号にちなんでいます。

Mendittorosa「OMEGA」

Mendittorosaの「OMEGA」は、エジプシャンクミンとインセンスが深く沈むオリエンタルなアンバーです。イタリアのメゾンが手がける三部作の「終わり」を司る香りで、ジャスミンやアイリスのやわらかなフローラルがミドルに広がり、レザーやバニラのベースが長く続く余韻を残します。

Byredo「Gypsy Water」

Byredoの「Gypsy Water」は、サンダルウッドとアンバーを軸にした、甘さ控えめで透明感のあるウッディな香りです。自由な精神とボヘミアンなライフスタイルをテーマにした1本で、ベルガモットやジュニパーベリーの清涼感から、インセンスを経てあたたかなアンバーのベースへおだやかに移り変わります。

Maison Louis Marie「No.04 Bois de Balincourt」

Maison Louis Marieの「No.04 Bois de Balincourt」は、サンダルウッドとシダーウッドのおだやかなウッディに、アンバーウッドがほのかにあたたかみを添える香りです。一族の邸宅バランクールにある「恋人たちの小道」の散歩から着想を得ており、ベチバーやナツメグが土のような落ち着きを加えています。

Escentric Molecules「Molecule 02」

Escentric Moleculesの「Molecule 02」は、アンブロキサンという合成分子ひとつだけで構成されたミニマルな香りです。アンブロキサンはアンバーグリスに含まれる香気成分を合成的に再現した素材で、肌の上で体温と混ざりながら、フレッシュでミネラル感のあるやわらかなアンバーの印象がゆっくりと広がります。ノートの展開がほぼないぶん、重ねづけで自分だけの香りをつくる楽しみかたもあります。

Nonfiction「Gaiac Flower」

Nonfictionの「Gaiac Flower」は、ガイアックウッドのスモーキーさとアンバーのあたたかさが交差するモダンな香りです。韓国ソウル発のメゾンが手がけた1本で、スモーキーなウッドの中に野生の花のフローラルがふわりと咲き、アンバーとムスクがオリエンタルなムードで全体を包み込みます。

気になるアンバーのフレグランスは見つかりましたか?ぜひ、あなたの好みにぴったりな1本に出会ってみてくださいね。

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